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USB Type-C の 変換について


USB Type-Cについて


USB(Universal Serial Bus)のIF(インターフェース)規格のひとつ、小型で上下どちらでも挿せる形状が特徴
従来のデータ通信の高速化のみならず、HDMIなどの映像信号やPD(パワーデリバリー)の大電流給電にも対応できる

夢のケーブル!

と思ったのですが、送信側・ケーブル・受信側、それぞれ全てが対応している必要があり、対応がまちまち
1本で済むのは良いが、これまで端子形状で区別していたものが隠蔽されて、取説等から判断するしかない


一応下記を気にして確認すると良いと思う
種類 伝達規格など 転送内容など(最大値) 備考
データ転送 USB ~2.0 480Mbps データ通信の記載あれば行けるでしょう
USB 3.0~ 5(10)Gbps × レーン Gen1で5Gbps、Gen2で10Gbpsにレーン数をかけたのが最大
Thunderbolt 3~ 20Gbps~ Thunderbolt自体は映像出力(DisplayPort)を含んでいるが、USB3.2、4 以降ではこれベースのデータ転送になる模様
給電 USB 2.0 5V/~0.5A USB機器の最低給電ライン
USB 3.1 5V/~0.9A ちょっとまえの高速充電
PD ~20V/~5A 最大電圧・電流の対応は各機器の確認が必要
USB 3.1,BC,C Current 5V/ *A いろいろあるけど、結局各機器の確認が必要
映像 HDMI (HDMI Alt Mode) 「HDMI Alt Mode」もあるけど、ほとんどは↓のDP Alt Mode のデュアルモード(DP++)を使ってHDMI信号を送るらしい
DisplayPort DP Alt Mode USB4からはDP2.0 Alt Mode 2.0に対応している




USB Type-Cでの変換は、入出力およびケーブルそれぞれの対応が必要なので、下記変換では各仕様をよく確認の事



USB Type-C ⇒ DisplayPort 変換


 出力のDP Alt Mode対応を要確認


接続例1:USB Type-C(DP Alt Mode)のPC(Macbook)などからDisplayPortで接続できるディスプレイ等につなぐ例。

 USB Type-C(DP Alt Mode)出力 ⇒ エレコム 変換ケーブル USBC DisplayPort ⇒ ディスプレイ等に入力

若しくは
 USB Type-C(DP Alt Mode)出力 ⇒ エレコム USB C to DisplayPort変換アダプタ HDMIケーブル ⇒ ディスプレイ等に入力






USB Type-C ⇒ HDMI 変換


 DP Alt Modeに対応していれば、変換できる(HDMIの解像度もDisplayPortのversionに影響するので注意)。


接続例1:USB Type-C(DP Alt Mode)のスマホなどからHDMIで接続できるディスプレイ等につなぐ例。

 USB Type-C(DP Alt Mode)出力 ⇒ Anker USB-C & HDMIケーブル ⇒ ディスプレイ等に入力

若しくは
 USB Type-C(DP Alt Mode)出力 ⇒ Anker PowerExpand + USB-C & HDMIアダプタ HDMIケーブル ⇒ ディスプレイ等に入力





USB Type-C ⇒ DVI 変換


 DP Alt Modeに対応⇒HDMI⇒DVI(デジタル)として対応。


接続例1:USB Type-C(DP Alt Mode)のスマホなどからDVIで接続できるディスプレイ等につなぐ例。

 USB Type-C(DP Alt Mode)出力 ⇒ エレコム USBケーブル Type C 変換ケーブル ⇒ ディスプレイ等に入力





USB Type-C ⇒ VGA 変換


 DP Alt Mode 対応前提で、デジタル⇒アナログの為、コンバータが必要
 ただ、USBから電源供給も含められる為か、意外と小型で対応機器も多い


接続例1:USB Type-C(DP Alt Mode)のスマホなどからVGAで接続できるディスプレイ等につなぐ例。

 USB Type-C(DP Alt Mode)出力 ⇒ MacLab. USB Type-C VGA 変換 ケーブル ⇒ ディスプレイ等に入力





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